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令和4年環境まちづくり委員会 名簿 開催日: 2022-09-15
令和4年環境まちづくり委員会 本文 開催日: 2022-09-15

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  1. 日野市議会 2022-09-15
    令和4年環境まちづくり委員会 本文 開催日: 2022-09-15


    取得元: 日野市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-08
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1         午前10時00分 開会・開議 ◯委員長(谷 和彦君)  皆さんおはようございます。  これより令和4年第3回環境まちづくり委員会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  初めに、お手元に配付した日程に従って議事を進めることに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 2 ◯委員長(谷 和彦君)  御異議ないものと認め、日程に従って議事を進めてまいります。  本委員会には、委員会録の作成のために速記者が入っています。説明、答弁をされる方は挙手と同時に役職名を言ってください。あわせて、説明員の方々は委員会出席者名簿に、役職名、氏名を記入してください。  お諮りいたします。本委員会の審査に対し傍聴の希望がありますが、ソーシャルディスタンスを確保した座席となっておりますので許可いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 3 ◯委員長(谷 和彦君)  御異議ないものと認め、これを許可いたします。  審査に入る前に、委員及び説明員に申し上げます。  新型コロナウイルス感染予防の目的から、議会運営上、様々な取扱いをさせていただいております。特に、次の3点について御留意願います。  会議時間の短縮を図るため、質疑、答弁は簡潔に行うようお願いいたします。  説明員を最小限に抑えるとともに、換気のため出入口の扉は常時開放いたします。  議場への入退場の際には、手指消毒の慣行とマスクの着用を推奨いたします。  以上、議会運営委員会での決定事項となります。  あわせて、本会議場を使用しての委員会審査でありますので、議案、請願ごとに説明員の入替えを行う場合がございます。皆様の御理解、御協力をお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4 ◯委員長(谷 和彦君)  これより議案審査に入ります。  議案第80号、日野市手数料条例の一部を改正する条例の制定の件を議題といたします。
     担当部課長より説明を求めます。建築指導課長。 5 ◯建築指導課長(川本 泉君)  それでは、議案第80号、日野市手数料条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。  初めに、改正の趣旨でございます。住宅の質の向上及び円滑な取引環境の整備のための長期優良住宅の普及の促進に関する法律等の一部を改正する法律が令和3年5月28日に公布されました。この改正に伴い、良質な既存住宅を長期優良住宅として認定することができるようになりました。  また、認定を受けた長期優良住宅建築等計画に基づく建築に係る住宅で、一定の敷地面積を有し、市街地の環境の整備改善に資すると認められるものについて容積率制限を緩和する制度が創設されました。  加えて、地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律が令和4年5月20日に公布されました。これにより建築基準法の一部が改正され、応急仮設建築物の存続期間を延長するための規定が追加されました。  このことに伴い、日野市手数料条例で規定されている建築基準法関係事務及び長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係事務の手数料について所要の改正を行うものでございます。  それでは、具体的に改正内容について御説明させていただきます。恐れ入ります、議案書の4ページ、5ページをお開き願います。  新旧対照表でございます。別表、建築基準法関係事務の部、(40)の項中、「第85条第5項」を「第85条第6項」に改めます。以降、(40)の2の項、(69)の項、(70)の項について、建築基準法の改正に伴う項ずれに対応する改正を行います。  1ページおめくりいただき、6、7ページをお開きください。  長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係事務の部(1)の項中、「第6条第1項の規定に基づく長期優良住宅建築等計画」の次に、「又は長期優良住宅維持保全計画(以下本項(1)、(2)及び(4)の号において「長期優良住宅建築等計画等」という。)」を加え、「長期優良住宅建築等計画認定申請手数料」を「長期優良住宅建築等計画等認定申請手数料」に。「又は改築しようとするとき」を「若しくは改築しようとするとき又は当該住宅について建築行為を行わないとき」に、その下から次ページにかけて、(2)の「又は改築をしようとする場合」を「若しくは改築しようとする場合又は当該住宅について建築行為を行わない場合」に改めます。  8、9ページをお開きください。  (2)の項、次ページ(4)の項について、(1)の項と同様に文言の改正を行います。  次ページ、10、11ページをお開きください。(4)の項の次に、(5)法第18条第1項の規定に基づく住宅の容積率に関する特例の許可の申請に対する審査。認定を受けた長期優良住宅建築等計画に基づく建築に係る住宅の容積率の特例許可申請手数料。1件につき16万円を追加するものでございます。  なお、手数料の額は東京都並びに近隣他市と同額でございます。  最後に、議案書をお戻りいただきまして、3ページをお開き願います。  付則でございます。この条例は、令和4年10月1日から施行するものでございます。ただし、別表建築基準法関係事務の部(40)の項、(40)の2の項、(69)の項及び(70)の項の改正規定並びに同表長期優良住宅の普及の促進に関する法律関係事務の部(4)の項の次に1項を加える改正規定は、公布の日から施行するものでございます。  説明は以上でございます。御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 6 ◯委員長(谷 和彦君)  質疑に入る前に、委員の方々に申し上げます。挙手につきましては確認をいたしますので、はっきりと挙げていただくようお願いいたします。  それでは、これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 7 ◯委員長(谷 和彦君)  なければ、これをもって質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 8 ◯委員長(谷 和彦君)  なければ、これをもって意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件は可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 9 ◯委員長(谷 和彦君)  御異議ないものと認めます。よって、議案第80号の件は可決すべきものと決しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 10 ◯委員長(谷 和彦君)  これより議案第81号、日野市遊び場条例の一部を改正する条例の制定の件を議題といたします。  担当部課長より説明を求めます。文化スポーツ課長。 11 ◯文化スポーツ課長(木暮 博君)  それでは、議案第81号、日野市遊び場条例の一部を改正する条例の制定について御説明申し上げます。  本議案は、日野市で管理する運動広場に百草台運動広場を追加するため、日野市遊び場条例の一部を改正するものでございます。  本議会において、日野市立百草台コミュニティセンター条例を廃止する条例が上程されております。施設閉鎖の主な理由が、校舎の老朽化、安全性という面であるため、運動場の利用者からは引き続き校庭の利用を継続したいという要望をいただいております。そのため、令和5年1月以降も運動場部分について切れ目なく地域住民の健康の維持向上を図るため、運動広場として設置するものでございます。  また、旧百草台小学校の校庭は、これまで日野市立百草台コミュニティセンターの利用者と生涯学習課が学校のスポーツ開放として暫定的に管理している利用者が混在しておりましたが、運動広場の設置に合わせ、新たな自主管理団体として運営できるよう利用者団体と調整を図ってまいります。  恐れ入ります、議案書4ページ、5ページをお開きください。  新旧対照表にて説明いたします。別表、運動広場の号中、「多摩川百草ふれあい広場」の後に「百草台運動広場」を追加するものでございます。  本条例は、令和5年1月1日から施行するものでございます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 12 ◯委員長(谷 和彦君)  これより質疑に入ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 13 ◯委員長(谷 和彦君)  なければ、これをもって質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 14 ◯委員長(谷 和彦君)  なければ、これをもって意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件は可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 15 ◯委員長(谷 和彦君)  御異議ないものと認めます。よって、議案第81号の件は可決すべきものと決しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 16 ◯委員長(谷 和彦君)  これより議案第84号、令和4年度日野市一般会計補正予算(第6号)の件を議題といたします。  本委員会での審査部分は、歳出のうち、総務費(項1・目14・諸費の公共公益施設費返戻金)、衛生費(項1・目1・保健衛生総務費を除く)、農業費、商工費、土木費、教育費(項5・目7・文化振興費、項6・体育費)です。  担当部課長より説明を求めます。まちづくり部長。 17 ◯まちづくり部長(岡田正和君)  それでは、議案第84号、令和4年度日野市一般会計補正予算(第6号)について御説明申し上げます。  恐れ入ります。お手元の補正予算書32、33ページをお開き願います。  上段になります。款2総務費、項1総務管理費、目14諸費、説明欄、3公共公益施設費返戻金として251万8,000円の補正をお願いするものでございます。豊田四丁目33番11ほかにおける民間開発事業につきまして、平成30年7月11日に開発基本計画届出書が市に提出され、まちづくり条例に基づく市との事前協議や周辺住民説明会等の手続を経て、平成30年10月2日には事業者との協定書を市が締結し、公共公益施設費、いわゆる開発負担金を納入していただいたものでございます。  しかしながら、本年6月になって事業主から開発事業の廃止届出書が提出され、事業が中止になったことを認定いたしましたので、開発事業に伴う公共公益施設費及び緑化推進費取扱要綱に基づき、平成30年度に納入された公共公益施設費を全額返戻することとしたものでございます。  私からは以上でございます。 18 ◯委員長(谷 和彦君)  環境共生部長。 19 ◯環境共生部長(小平裕明君)  恐れ入ります。少し飛びまして40、41ページをお開き願います。  款4衛生費、項1保健衛生費、目15、環境衛生費、説明欄3段目です。3火葬場経費といたしまして燃料費543万3,000円を今回お願いをするものでございます。本予算につきましては、市営火葬場の火葬用の燃料について、昨年からの原油価格の上昇傾向に加え、急速な円安、ロシアのウクライナ侵攻の影響により、さらに燃料価格が上昇したこと。また、火葬件数が例年よりも多い傾向で推移をしており、燃料費の不足が見込まれるため増額をお願いするものでございます。  続きまして、その下、目6環境整備費、説明欄、8気候危機対策経費としまして559万5,000円をお願いするものでございます。令和3年度末に策定しました第3次環境基本計画及び第4次地球温暖化対策実行計画の施策の推進のため、本年11月6日にイオンモール多摩平の森にて、気候変動を主なテーマとした環境フェアの開催を予定し、併せてイベント内で気候非常事態宣言を行うことで市民や関係団体の気候変動、地球温暖化問題への関心を高め、共に取り組む諸力融合の地域体制の構築を目指すものです。  また、このイベントを起点として令和5年度に市民と共に気候問題を学び、その対応策を検討する気候市民会議の立ち上げを想定するため、令和4年度のうちにその前段の機運醸成と併せ、準備的な作業を行うものです。講師謝礼につきましては、環境フェア気候市民会議の準備で、それぞれ11月、2月に気候変動をテーマとした講演を予定しており、連携する大学に講師を依頼する予定です。  なお、本事業につきましては、東京都区市町村との連携による地域環境力活性化事業により、2分の1の補助を受け実施するものでございます。  私からはひとまず以上です。 20 ◯委員長(谷 和彦君)  産業スポーツ部長。 21 ◯産業スポーツ部長(仁賀田 宏君)  恐れ入ります。少し飛びまして44、45ページをお開き願います。  款6農業費、項1農業費、目3農業振興費、右説明欄、11七ツ塚ファーマーズセンター管理運営経費の節10需用費の電気料33万円の増額をお願いするものです。電気料の電気料料金に含まれる燃料費調整額段階的引上げによるものと、施設内貸室の利用時には新型コロナウイルス感染症対策として換気の徹底をお願いをしているため、夏場と冬場の空調設備の使用が増えることから増額補正をお願いするものです。  続きまして、その下、ハウス栽培における温室効果ガス排出削減事業経費の節18負担金、補助及び交付金、ハウス栽培における温室効果ガス排出削減事業費補助金356万2,000円の増額をお願いするものです。持続可能な東京農業を目指し、ゼロエミッション東京を実現するため、温室効果ガス排出削減を目的としてヒートポンプの導入に対する補助を令和4年度から3年間、東京都が補助を実施いたします。補助率は10分の10でございます。ハウス栽培に設置されている暖房機とヒートポンプを併用して使用することにより、灯油の使用量削減並びに温室効果ガスの排出削減に高い効果が期待でき、農業者支援にもつながるものとなっております。この補助金を活用し、今年度は2名の認定農業者が事業を実施するため増額補正をお願いするものでございます。  続きまして、その下、13農業者向け物価高騰対策事業経費の節18負担金、補助及び交付金、肥料価格高騰対策事業補助金360万円の増額、その下、飼料価格高騰対策事業補助金330万円の増額をお願いするものです。肥料価格高騰対策事業補助金360万円は、コロナ禍が長期化する中、ウクライナ情勢を背景に肥料、飼料が高騰しており、農業分野ではコスト増加分が販売価格に転嫁されづらく農業経営を圧迫している状況となっているため、農業者の肥料の購入費に対して助成するものです。農林水産省による肥料価格高騰対策事業により、肥料価格上昇分の7割が補助されるため、残りの3割を市が上乗せ補助するための増額補正をお願いするものです。  飼料価格高騰対策事業補助金330万円は、市内畜産農家2件を対象とする飼料価格高騰対策事業補助金を創設し、農林水産省による配合飼料価格高騰緊急対策事業の対象外となっている牧草、自家配合飼料のもととなるトウモロコシ、米などの原料購入費価格上昇分の5割を補助するため、増額補正をお願いするものです。  なお、いずれの事業についても新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を財源として活用いたします。  恐れ入ります。次ページ、46、47ページをお開き願います。  款7商工費、項1商工費、目2商工振興費、右説明欄、3商工業助成経費の節18負担金、補助及び交付金の商工会補助金737万円の増額をお願いするものです。新型コロナウイルス感染症により経営状況に影響が出ている中小企業者に対し、商工会が実施している専門家による経営相談などについて、9月末までを予定し実施してきましたが、新型コロナウイルス感染症のほかウクライナ情勢などによる社会情勢の変化で影響を受けている事業者に対して、引き続き経営相談のほか複雑な補助金申請に対するサポートや経営全般の支援を令和5年3月末まで行えるようにし、市内中小事業者が経営を継続できるよう支援を継続するものです。  続きましてその下、9牽引企業育成連携支援経費の節7報償費、推進協議会委員謝礼5万円の増額をお願いするものです。令和4年度に(仮称)日野市工業振興計画を策定するに当たり、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響に加え、ロシアによるウクライナ侵攻に伴う世界情勢など、予想し難い将来を見据え、様々なステークホルダーの意見を踏まえたより広い視点で協議をしていくため、当初想定していた構成委員を再検討し、市内の大学や工業関係団体、大手企業などの関係者等を委員とし、当初予定の12名から19名に増員したため増額補正するものでございます。委員の確定が6月議会終了後であったことから9月議会での上程をさせていただくものでございます。  その下、目4観光施設費、右説明欄、1新選組のふるさと歴史館運営経費の節10需用費、電気料467万7,000円及びその下、右説明欄、7日野宿交流館施設運営経費の節10需用費、電気料45万1,000円でございます。昨今の原油価格、物価高騰等の影響により、電気料が高騰し、新選組のふるさと歴史館及び日野宿交流館の電気料が不足する見込みとなったため補正をお願いするものです。  令和4年4月から7月までに支出した電気料を令和3年度と比較しますと、新選組のふるさと歴史館は前年比2.1倍、日野宿交流館は2.0倍となっております。両施設とも小まめな消灯や冷房設定の調整などにより節電に努めておりますが今後の見通しが立たず、このままでは年内に予算が不足するため補正をお願いするものでございます。  私からは以上でございます。 22 ◯委員長(谷 和彦君)  環境共生部長。 23 ◯環境共生部長(小平裕明君)  恐れ入ります。次のページ、48、49ページをお開き願います。  款8土木費、項3河川費、目2河川維持費、右説明欄、河川維持管理経費でございます。12委託料、ナラ枯れ被害枯損木処理業務委託料2,000万円の補正をお願いするものでございます。本委託は、市が管理する公園、緑地内でナラ枯れにより枯損したコナラ等100本を伐採処理するものです。ナラ枯れはカシノナガキクイムシが媒介する樹木の伝染病で、全国的に増加しており、日野市内では令和2年度から増加し始め、令和3年8月頃には急激に被害が確認されたため、令和3年度中に補正予算にて対応をしたところでございます。  しかし、伐採処理の難易度が高く経費のかかる方法に変更せざるを得ず、200本の予定に対し140本の処理となったため、残り60本と令和4年度に新たに発見されました40本、これの合計100本について伐採処理をいたしたいと考えております。ナラ枯れした樹木を放置しておきますと被害が拡大するとともに風雨等による倒木、枝の落下など第三者被害が生じる危険があり、早急に伐採処理する必要があるため補正をお願いするものでございます。  次のその下です。項4都市計画費、目5下水道費、右説明欄、2旧生活・保健センター分室管理経費、電気料41万6,000円でございます。昨今の原油価格・物価高騰などの影響によりまして、下水道課の事務所がございます旧生活・保健センター分室の電気料に不足が見込まれるため増額をお願いするものでございます。  私からは以上でございます。 24 ◯委員長(谷 和彦君)  産業スポーツ部長。 25 ◯産業スポーツ部長(仁賀田 宏君)  恐れ入ります。大きく飛びまして、58、59ページをお開き願います。  款10教育費でございます。項5社会教育費、目7文化振興費、右説明欄、中段やや上、4市民会館・七生公会堂等管理経費の節21補償、補填及び賠償金の新型コロナウイルス減収補填金(過年度分)380万4,000円の補正をお願いするものでございます。新型コロナウイルス感染症拡大による市民会館の収容人数の利用制限等に伴い、本来収入として得るはずであった令和3年12月から令和4年3月までの施設収入の減収分について指定管理者へ補償を行うものでございます。  続きまして、その下、7小島善太郎記念館管理運営経費のうち、10需用費の電気料につきまして16万5,000円の増額補正をお願いするものでございます。燃料価格の高騰により電気料金が値上がりとなっております。これまでの支出済金額及び今後の上昇率から決算見込額を推計し、その不足分について増額をお願いするものです。  続きまして、その下、8市民会館・七生公会堂施設整備経費の節10需用費、変電設備機器修繕料68万円の補正をお願いするものでございます。変電設備機器の更新修繕費用として、令和4年当初予算として220万円を計上しておりました。契約の前段階として電子機器の価格が上昇していることを考慮し、見積りについて再度確認したところ、電子機器の高騰とそれに伴う労務費の増加により予算不足が生じることが判明いたしました。契約の不調により補正の時期を失することがないよう、あらかじめ補正により増額し、修繕時期の遅延を防ぐためこの時期の対応となったものでございます。  続きまして、同ページ、項6体育費、目3市民グラウンド費、右説明欄、1市民グラウンド管理経費、節12委託料、(仮称)百草台運動広場管理運営業務委託料32万5,000円の補正をお願いするものでございます。先ほど御審議いただいた日野市遊び場条例の一部を改正する条例の制定に伴い、令和5年1月以降も運動広場として切れ目なく旧百草台小学校の校庭をスポーツ活動の拠点として運営管理するための委託費を補正として計上するものでございます。内訳は、トイレリースやトイレ清掃、業務管理などでございます。  説明は以上でございます。よろしく御審議のほどをお願い申し上げます。 26 ◯委員長(谷 和彦君)  質疑に入る前に、委員の方々に申し上げます。質疑につきましては、質疑部分のページと項目を示してから発言をお願いいたします。  それでは、これより質疑に入ります。わたなべ委員。 27 ◯委員(わたなべ三枝君)  質問させていただきます。  45ページの農業費のところの説明欄の13のところになりますけども、飼料、肥料が今回補助金をされまして補助されることを提案されていますけども、そのほかの補助として、重油とか、ガソリン代とか、そういうことの検討はなされたのかをお願いいたします。 28 ◯委員長(谷 和彦君)  都市農業振興課長。 29 ◯都市農業振興課長(吾郷 勝君)  肥料、飼料、その他の価格高騰についてということで御質問いただきました。具体的には灯油、重油、ガソリンが該当するかなと思います。灯油につきましては、昨年度比10%の上昇となってございます。今後も価格の動向について注視していくとともに、農業者のお話を聞きながら検討していきたいと考えてございます。  また、重油につきましては、市内農業者の中には重油を使用している農業者は存在いたしませんので対象としてございません。  また、ガソリンにつきましては、現在のところ汎用性が高いことから今回の対象としておりませんが、灯油と同様、今後の動向を注視しながら、農業者のお話を聞きながら検討していきたいと考えてございます。  以上でございます。 30 ◯委員長(谷 和彦君)  わたなべ委員。
    31 ◯委員(わたなべ三枝君)  ありがとうございました。  もう1点いいですか。49ページの土木費のことでお伺いします。ナラ枯れの対策についてですけども、市有地についてはこの件は分かりました。今、民有地のほうはどのように把握しているのかお答えいただければと思います。 32 ◯委員長(谷 和彦君)  緑と清流課長。 33 ◯緑と清流課長(小俣太郎君)  ナラ枯れ被害につきましては、市内でかなり被害の状況が見られますけれども、市有地以外に民有地についても被害が出ているということは認識しているところでございます。集計等については、本数の把握ですとか、そういうところまでの調査は実施しておりませんので、本数等の数字は把握しておりませんが、目視による被害があるということは確認できております。  以上でございます。 34 ◯委員長(谷 和彦君)  わたなべ委員。 35 ◯委員(わたなべ三枝君)  ありがとうございます。  このナラ枯れを徹底的に解決するためにどうしても民有地の駆除も欠かせないことだと思うんですけれども、民有地の補助なども検討しなければいけないのかなと思いまして、今年度、聞くところによると稲城市では補助制度が始まったということで、日野市もその検討に入る必要があるかなと思うんですけどもいかがでしょうか。 36 ◯委員長(谷 和彦君)  緑と清流課長。 37 ◯緑と清流課長(小俣太郎君)  稲城市さんのほうで民間の補助が始まったというところは私どもも承知しているところでございます。日野市としての考え方なんですけれども、現状、ナラ枯れを含む樹木の維持管理につきましては、樹木の所有者、地主さんというのが基本であるというふうに考えております。  日野市内でのナラ枯れの状況ですとか、あと対策方法、そういうようなものについてホームページなどを通じまして情報提供をさせていただいております。また、個別のお問合せなどにつきましては、都度御説明等させていただいているところでございますので、現状では補助制度等を考えているところではございませんけれども、今後のナラ枯れ被害の状況に応じて、対応が必要であればその辺は検討していくのかなというふうに考えております。  以上です。 38 ◯委員長(谷 和彦君)  わたなべ委員。 39 ◯委員(わたなべ三枝君)  ありがとうございました。  以上です。 40 ◯委員長(谷 和彦君)  窪田委員。 41 ◯委員(窪田知子君)  私からは45ページのハウス栽培における温室効果ガス排出削減事業経費と、それから、次の農業者向け物価高騰対策事業経費、この二つについてお伺いをしたいと思います。  まず、ハウス栽培における温室効果ガス排出削減事業経費、これにつきましては先ほど御説明がありましたが、2名の認定農業者でと、そしてまたヒートポンプ導入の3年間に対してというような御説明がありましたけれども、これについてのもう少し詳しい中身と、そして対象者、これを導入されたということですけれども、ということは新しくこういったことに取り組まれたということでいいのか。また、今後はどうされていくのか。まず、12番のハウス栽培の事業経費についてのもう少し詳しい事業内容と、そして対象者、そしてまた今後の取組みたいなことについてお伺いできればと思います。 42 ◯委員長(谷 和彦君)  都市農業振興課長。 43 ◯都市農業振興課長(吾郷 勝君)  まずヒートポンプの関係でございますけれども、この事業は東京都の補助金事業を活用するもので、東京都の事業が令和4年度から開始され、3か年継続した事業ということでございます。  実際、具体的にはどういう補助かと申し上げますと、現在、施設栽培をされている同業者、それから認定農業者もしくは認定新規就農者の方々が対象ということになってございます。市内で認定農業者、新規就農者の方で施設を所有されている方が30名。その方で6月に東京都の補助事業が確立されましたので、その時点で私どものほうからダイレクトメールにて通知をさせていただいた中で、現在5名の方が手を挙げてございます。その内訳としましては、令和4年度が2名、令和5年度は3名ということでお聞きしてございます。令和6年度につきましては、来年度、要望調査がございますので、その時点で確認をさせていただければと思います。  この事業の効果でございますけれども、目的といたしましては、化石燃料の削減及び温室効果ガスの排出削減により持続可能な農業に寄与するという目的になってございます。東京都の試算によりますと、CO2排出量は約70%の削減、それから暖房コストにつきましては、約50%の削減が可能ということで聞いてございます。  以上でございます。 44 ◯委員長(谷 和彦君)  窪田委員。 45 ◯委員(窪田知子君)  ありがとうございました。  大変新しい事業ということで認識をさせていただきました。こういった施設を持っていらっしゃる方が30名で、今回5名の方が手を挙げられて、まずは令和4年度が2名ということでの今回の補正予算だということを理解いたしました。  農業の関係、防災兼用農業井戸についても、最初は1基から始まり、今、市内でかなりの件数の農家さんが設置をしていただいておりますけれども、こうした、いわゆる、それこそこの後説明が、先ほどもありましたように、気候変動とか、温室効果ガスとか、そういったことに対応する東京都の補助金ということで、この辺りのことを丁寧に説明をしていただき、3年間の補助事業ということでございますけれども、施設を持っている方が30名もいらっしゃるということですので、その方々のやる気をしっかりとまた説明をしていただきながら、日野市内で少しでも地球温暖化の防止に貢献できる農業者の方が増え、そして補助金が活用できるようになればいいなというふうに思いましたので、よろしくお願いいたします。  次に、農業者向け物価高騰対策事業経費、これについても先ほどコロナ対応の地方創生臨時交付金を使って、活用してということでございました。もう少し中身について、内容とそしてこの補助対象者が今回ちょっと複雑になっていると思います。こういったことが今回、補正予算に載っているということを農業者の方にお話ししたときに、まだ御存じでなかった方もいらっしゃいましたし、大変にこういったことに関心を持っていらっしゃって、今日の委員会質疑も聞いていらっしゃるように伺っておりますので、もう一度、この高騰対策事業経費の中身、内容ですね。そして、それを受けられる対象者、こういったことについて、まずは御説明いただけるでしょうか。 46 ◯委員長(谷 和彦君)  都市農業振興課長。 47 ◯都市農業振興課長(吾郷 勝君)  ただいま御質問いただきました物価高騰に対する農業関係の肥料並びに飼料の補助ということで御質問頂戴いたしました。市といたしましても価格高騰に対する農業者支援を検討してございましたが、7月上旬には国の制度が新設されるという情報が報道等ございましたので、そちらの動向を注視してございました。そこで先月、国の肥料価格高騰対策事業が創設されましたので、今議会におきまして増額補正をお願いしたところでございます。  対象として、国のほうの事業で考えているのは価格上昇分、この部分の7割を国のほうが補助。残りの3割を市のほうが補助させていただくということを想定してございます。  それから、周知方法につきましては、市のほうでもチラシを作成させていただきまして、市役所の関係機関の窓口はもちろんですけれども、農業者がやはり目にするところということで、出荷施設である直売所ですとか、JAさんの各店舗、そちらに配布をお願いして、より多くの方が目に触れる機会を創出させていただきながら、農協さんのお力をお借りしながら周知を図っていきたいと考えてございます。  以上でございます。(「内容について」と呼ぶ者あり)失礼いたしました。対象者につきまして御説明させていただきます。  国が実施する肥料価格高騰対策事業に申請を行う農業者、こちらは販売農家ということで限定をしております。したがいまして、市の補助対象とさせていただく方々もこちらの販売農家120名を対象として考えてございます。  補助の内容ですけれども、先ほど申しましたように肥料の購入に関しまして、今年の6月から来年の2月の間、こちらに購入をした肥料代、そちらの価格上昇分の7割を国、3割を市が補助させていただくという内容になってございます。  以上でございます。 48 ◯委員長(谷 和彦君)  窪田委員。 49 ◯委員(窪田知子君)  ありがとうございました。  私もこの農業者の支援ということで、このニュースはもう既に8月ぐらいから報道されておりますので分かっていたんですが、早速に補正予算につけていただけたということは、農業者の支援ということでは大変評価いたします。ありがとうございます。  ただ、今回のこの制度は、いわゆる物価高騰とそれからウクライナのことで、大変に肥料価格が値上がりしているということに対しての補填とともに、もう一つは、化学肥料を2割低減していこうという、大事なポイントが一つあります。これは先ほど、これから市で取り組もうとされている地球温暖化対策にも関連することであります。この化学肥料の使用量低減率について、なかなか、これを2年間でやろうということでございます。今、化学肥料に頼っている部分が、今回のことを痛みとしながら、さらにそれを進めていこうという、堆肥だとかそういったことを進めながらやっていこうということも、支援金の対象者に入っていると思います。  そこのところをぜひ農家さんに周知して、それが日野市で取り組めるようにさらに丁寧な説明とかをやっていただきたいと思いますが、その辺りの2年間で化学肥料の2割低減に取り組もうという、ここの部分についての市の取組とか、農家さんへの周知とかというのは、申し訳ありません。ちょっと1回聞かせていただいてよろしいでしょうか。 50 ◯委員長(谷 和彦君)  都市農業振興課長。 51 ◯都市農業振興課長(吾郷 勝君)  化学肥料の2割低減ということで御質問頂戴いたしました。現状、市内の農業者の方々につきましては、やはり産地に比べますと本当に農薬の回数、それから化学肥料の使用量もかなり削減をしていただいた中で栽培をしていただいているというのが現状でございます。  ですので、市としましてもこういった取組を継続していただくこと。それから、新しく市内には酪農家と養鶏農家がございますので、そちらから牛ふんですとか、鶏ふんを積極的に購入していただきながら化学肥料の削減につなげる、そんな取組も市として支援をさせていただければと考えてございます。  以上でございます。 52 ◯委員長(谷 和彦君)  窪田委員。 53 ◯委員(窪田知子君)  ありがとうございます。  この取組、ただ、今回の物価高騰での肥料価格の補填分だという考え方はもちろんですが、それにプラスして、一番大事なのは新制度である化石燃料を原料とする化学肥料の使用量の低減に取り組むということが今回の支援金の支給要件に入っております。まだまだ農家さん、そこまで御存じでないかもしれません。肥料の脱炭素化を進めるということで、日野市もこういったことにこれから取り組もうとしておりますので、関係課ともしっかり連携を取りながら、肥料の脱炭素化に向けた新しい制度でもあるんだよということもしっかり周知していただきたいと思いますが、いかがですか。 54 ◯委員長(谷 和彦君)  都市農業振興課長。 55 ◯都市農業振興課長(吾郷 勝君)  ぜひ2割削減も目標とさせていただきながら、農協さん、それから東京都の普及センターの指導員等も御協力をいただきながら進めていきたいと考えてございます。  以上でございます。 56 ◯委員長(谷 和彦君)  窪田委員。 57 ◯委員(窪田知子君)  ありがとうございました。  あとは今回、この手続が国のほうで、今、事務手続が大変これまで煩雑であったということで、かなり申請方法も簡素化したということで、農業者の方々がJAと協力しながら申請するというようなこともちょっと報道で見ているんですけれども、この申請方法とか、こういったことについてはこれからなんでしょうけれども、販売農家の方が120名いるということで、今回どのぐらいの方が申請されるかというのはこれからだというふうに思いますけれども、こういったJAともよく連携を取りながら、農家の皆さんが速やかに申請ができるような支援をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 58 ◯委員長(谷 和彦君)  都市農業振興課長。 59 ◯都市農業振興課長(吾郷 勝君)  申請の手続につきまして御質問頂戴いたしました。国の肥料価格高騰対策事業の中では、JAが取りまとめをして申請をということを想定しているということでございます。  それから、農業者個々ではなく、5戸以上の団体での申請ということを国のほうでは想定してございますので、市内には生産団体各種ございますので、そういった生産団体単位ですとか、そこに入れない、漏れている方につきましては、さらに大きい組織として青壮年部という組織がございますので、そこで取りまとめをしていただきながら申請の手続を農協と共に連携をしながら進めていきたいと考えてございます。  以上でございます。 60 ◯委員長(谷 和彦君)  窪田委員。 61 ◯委員(窪田知子君)  ありがとうございました。  今回支援金の対象になるのが、今年の6月に遡って10月までの秋肥と、そして11月から来年の5月までの春肥を購入した肥料というふうにも伺っておりますので、この辺り丁寧に農家さん、またJAとも連携を取りながら、また、これをしっかり進めることは生活者の支援にもつながってまいります。農業がしっかりとこういったことで生産コストを下げながらやっていただくということは、食料品の価格の抑制にもつながり、それはひいては市民にもつながるということになりますので、本当にこの二つの新しい取組というのは、私たち公明党も農業者さんの声を聞いて、国で政府にしっかり要望して実現をさせていただいた補助金で、こういった今回の予備費を活用した取組でありますので、日野市の農家さんの新しい取組がさらに推進できるように、担当課としてもよく連携を取りながらやっていただきたいと思います。  以上で終わりです。ありがとうございました。 62 ◯委員長(谷 和彦君)  奥野委員。 63 ◯委員(奥野りん子君)  33ページです、まず。公共公益施設費返戻金については、開発を中止した理由というのをちょっと確認しておきたいと思います。  あと47ページです。牽引企業育成連携支援経費につきましては、12人から19人に委員を増やすための補正だということですけれども、19人の委員のその内訳について教えていただきたいと思います。  次、59ページ、百草台運動広場管理運営業務委託料ですけれども、これは1月から3月の分なのか、そしてこれ補正ですが、来年度予算で出てきた場合には年間の総経費が幾らになって、これ、まずどこに委託しようとしているのかについて教えていただきたいと思います。 64 ◯委員長(谷 和彦君)  都市計画課長。 65 ◯都市計画課長(川鍋孝史君)  返戻金についてでございます。その理由というところでございます。こちらにつきましては、事業主の都合というところなんですけれども、実際のところは相続が発生して、事業承継が2回ほど行っているところで、令和元年から中断の届出も出ているような案件でございます。事業主のそこら辺の状況で判断をされて、今回中止となった案件でございます。  以上でございます。 66 ◯委員長(谷 和彦君)  奥野委員。 67 ◯委員(奥野りん子君)  相続もまだまとまらないのに開発計画を出したということですか。 68 ◯委員長(谷 和彦君)  都市計画課長。 69 ◯都市計画課長(川鍋孝史君)  開発事業を届出をしてから相続等、事業主の状況が変わったというところでございます。  以上でございます。 70 ◯委員長(谷 和彦君)  奥野委員。 71 ◯委員(奥野りん子君)  開発の届を出してから事業主の状況が変わったということですか。状況が変わった理由が相続がうまくいかなかったということではないんですか。 72 ◯委員長(谷 和彦君)  都市計画課長。 73 ◯都市計画課長(川鍋孝史君)  すみません。事業主のほうが亡くなられたというところでございます。その後、開発事業は順調に進んでいたんですけれども、事業主のほうが亡くなられたという諸事情がありましたので、そこで事業者のほうが判断をしたということでございます。 74 ◯委員長(谷 和彦君)  奥野委員。 75 ◯委員(奥野りん子君)  じゃあその事業主の相続先が中断を決断したということですね。 76 ◯委員長(谷 和彦君)  都市計画課長。 77 ◯都市計画課長(川鍋孝史君)  そのとおりでございます。 78 ◯委員長(谷 和彦君)  奥野委員。 79 ◯委員(奥野りん子君)  この件については了解いたしました。  次の件でお願いします。 80 ◯委員長(谷 和彦君)  産業振興課長。 81 ◯産業振興課長(中沢智道君)  工業推進協議会の委員の構成ということで御質問いただきました。新たに19名ということでいたしました委員の構成でございますが、知識経験者また大学の関係者が5名、商工会の関係者3名、青年会議所1名、あと工業の関係者で4名、金融機関1名、関東経済産業局から1名、あと市の関係部長ということで4名の計19名となってございます。  以上でございます。 82 ◯委員長(谷 和彦君)  奥野委員。 83 ◯委員(奥野りん子君)  大企業から5人ということですけれども、その選ばれ方というのはどうなりますか。 84 ◯委員長(谷 和彦君)  産業振興課長。 85 ◯産業振興課長(中沢智道君)  大企業のほうの分につきましては、市内でいきますと何社かございますけれども、その中で依頼をかけさせていただきまして、御回答いただきました企業さんからの御参加ということでございます。 86 ◯委員長(谷 和彦君)  奥野委員。 87 ◯委員(奥野りん子君)  企業に今現在勤めている方が会社を代表して出てくるということでよろしいですね。 88 ◯委員長(谷 和彦君)  産業振興課長。 89 ◯産業振興課長(中沢智道君)  はい。そのとおりでございます。 90 ◯委員長(谷 和彦君)  奥野委員。 91 ◯委員(奥野りん子君)  何を心配していたかといいますと、企業公社は結局コニカと東芝さんの元市議さんが監査で座ってます、外部監査ということで。だけども何も中身を監査していなかったわけですよね。こんな天下り先にこれが利用されたらいけないなと思って確認をしたわけですが、この協議会というのはこの令和4年だけで終わるのか、終わって計画を出されるのか、それとももうずっと定期的にこの予算が取られていくのか。総予算は令和5年の当初予算では幾らで出てくるのか教えてください。 92 ◯委員長(谷 和彦君)  産業振興課長。 93 ◯産業振興課長(中沢智道君)  まず、この推進協議会のメンバーですけれども、こちらにつきましては以前、平成24年、工業基本構想作成の際から、その進捗の確認ということで例年内容の確認と、意見交換ということで進めてきたところでございます。ここで新たな計画をつくらせていただくということで、委員の見直しをかけさせていただきましたけれども、計画は本年度策定ということで目指しておりますけれども、その後は同じようにその進捗の確認等も含めながら、内容等も確認いただくと。また、御意見いただくという場ということで継続を進めさせていただこうというふうに考えておりますが、この謝礼金につきましては、例年ちょっと打診をさせていただきまして、その中で御辞退される方もいらっしゃるところがございます。そういったところも加味しながらの予算立てになるかと思います。
     以上でございます。 94 ◯委員長(谷 和彦君)  奥野委員。 95 ◯委員(奥野りん子君)  ぜひ大企業関係は辞退していただいてください。あなたたちのためにやっているんですよということですので、ぜひ辞退していただきたいなと思います。  あと、大企業の中から出てくるとは言っても、労働組合の幹部が出てきてというような、そういうことではなく、本当に企業にとってどうなのかというところでやっていただきたいなと思います。  本当、政治的に利用されないように、本当に純粋に日野市の工業にとってどうなのかというところで意見が出るように。そこを細心の注意を払ってやっていただきたいなと思います。  あと、次の質問でお願いします。 96 ◯委員長(谷 和彦君)  文化スポーツ課長。 97 ◯文化スポーツ課長(木暮 博君)  今回の百草台運動広場の補正につきましては、1月から3月の業務運営管理に係る費用でございます。10月、こちらの議案が可決された場合には、10月または11月ぐらいから競争入札の業務を進めまして、滞りなく1月から管理運営ができるように進めてまいりたいというふうに考えております。  また、令和5年度につきましては、ここで見積りを取っているところなんですけれども、約200万円ほどの管理費用がかかる予定でおります。それにつきましても、しっかりと競争等を行いまして、管理運営を行っていきたいというふうに考えております。  以上でございます。 98 ◯委員長(谷 和彦君)  奥野委員。 99 ◯委員(奥野りん子君)  要するに、ここも何を心配しているかと言いますと、企業公社が廃止した後は、こういうちまちました契約を一々競争入札することになってしまうわけですけれども、でも一応競争入札が担保されているということを今、確認できたのでよかったんですが、煩雑性について、ちょっと担当課とすれば、その契約先の状況とかも全て把握しないといけないわけですよね。そうした煩雑性について問題が出てこないのかなという心配はあるんですけれども、いかがですか。 100 ◯委員長(谷 和彦君)  文化スポーツ課長。 101 ◯文化スポーツ課長(木暮 博君)  競争入札ということで答弁させていただきましたけれども、市内にはほかのグラウンドは今、指定管理業者が指定管理をしているグラウンドがたくさんございます。そういったところに含められるかどうかも含めて庁内で検討して、できる限り煩雑にならないような形で、それも正当な形で事務手続を進めてまいりたいというふうに考えております。  以上でございます。 102 ◯委員長(谷 和彦君)  白井委員。 103 ◯委員(白井なおこ君)  私からは1点、41ページの気候危機対策経費についてお伺いしたいと思います。  先ほど部長のほうから経費の概要はお話しいただいたんですが、その中で11月6日の環境フェアの話がありました。もう少しこの環境フェアの全体のイメージがつかめるような御説明をいただけたらというふうに思うんですが。お願いします。 104 ◯委員長(谷 和彦君)  環境保全課長。 105 ◯環境保全課長(中平健二朗君)  先ほど部長のほうから説明ありましたとおり、地球温暖化対策実行計画、あと環境基本計画、この実行のために進めるというところで、地域における環境問題に対するパートナーシップの実行体制をつくる目的で実施するものでございます。  今回、イオンモール多摩平の森のほうから全面協力をいただくような形で、イオンモール内の店舗内各所において啓発活動を行うものでございます。メイン会場となるイオンホールのほうでは、環境に関する映画の上映、あるいは環境に関するポスターの表彰式も予定しています。午後には連携している大学のほうから基調講演をいただきまして、産官学によるパネルトークの実施、併せて気候非常事態宣言の発出とその周知を行っていきたいというふうに考えています。そのほか、官民連携、各企業、大学に御協力いただきながら、店舗内におおむね10のブースを設置し、また子ども向けにも分かりやすく環境問題を理解していただくための啓発も行っていきたいというふうに考えてございます。  以上でございます。 106 ◯委員長(谷 和彦君)  白井委員。 107 ◯委員(白井なおこ君)  ありがとうございます。  イオンモールさん全体を使いながら、イオンホールをメイン会場にということで、ちょっと今、映画のお話があったんですけれども、どういった映画かということと、講演会、産官学ということだったんですが、民は入らないのかなという、この2点を確認させてください。 108 ◯委員長(谷 和彦君)  環境保全課長。 109 ◯環境保全課長(中平健二朗君)  映画に関しましては「マイクロプラスチック・ストーリー」という映画、9月にもSDGsフェスタということで、その中でも映画上映しているんですけれども、同様の内容を上映を予定しております。  今回、目的としましては、気候問題、地球温暖化の問題を広く市民の方々に知っていただくきっかけとしたいというふうに思っておりまして、対象は当然、市民の皆様も含めてのものでございます。ただ、実行期間が非常に短いというところもございまして、そういったコンテンツといいますか、情報提供主体としては産官学の体制で考えているところでございます。  以上でございます。 110 ◯委員長(谷 和彦君)  白井委員。 111 ◯委員(白井なおこ君)  分かりました。  映画ですね、「マイクロプラスチック・ストーリー」、これ「ぼくらが作る2050年」だと思うんですが、これ、私も6月議会の一般質問で、まさにこの映画のような取組ができる環境を、教育の現場で整えていっていただきたいということで紹介いたしました。これはニューヨーク市の小学校5年生たちがマイクロプラスチックをめぐる問題について調査と議論を重ねて、まずは自分たちのカフェテリアからプラスチックごみをゼロにする取組を行い、それをコミュニティー、そしてニューヨーク市全体へと変革の輪を広げていく2年間のプロジェクト学習を追ったドキュメンタリー映画です。子どもたちが主人公です。その子どもたちを全力で応援する大人たちの関わり方にも多くを学びます。だからこそ、多くの子どもたち、大人たちにも見てほしいんですけれども、そしてそれを日野市の宣言と結びつけて捉えてほしいなというふうに願うんですが、周知、どのような広報の工夫を考えられていますでしょうか。 112 ◯委員長(谷 和彦君)  環境保全課長。 113 ◯環境保全課長(中平健二朗君)  先ほど申しましたとおり、SDGsフェスのほうでも映画を上映しているんですけれども、こちらもひのミラという高校生との連携の中で、高校生の問題意識から上映が決まったところでございます。  我々もこういった地域との活動の中で教育機関とも連携を図りながら、より広く周知を図っていきたいというふうに思っております。  環境フェアにおける周知に関しましては、広報10月号のほうで事前募集という形で行いたいと思っています。その募集状況を見ながら教育委員会とも連携をしながら、学校にも周知協力のほうをお願いするようなところも考えてございます。  以上でございます。 114 ◯委員長(谷 和彦君)  白井委員。 115 ◯委員(白井なおこ君)  どうしても会場って席に限りがありますので、できたら教育委員会の方とか学校の先生とかにぜひ御覧いただいて、その後、学校上映とか自主上映とかで、全児童・生徒が見られるような仕組みにつながるような展開も意識しながら広報を進めていただければなというふうに思います。  会場に限りがあるということで、日野市はそこでせっかく宣言をしても共有できる人というのが限られてしまうので、その後の後パブといいますか、事後の広報も必要かなと思うんですが、それに対しては、例えば録画配信であるとか、ちょっとダイジェスト版の短いプロモーション動画を作るとか、市として何か考えていらっしゃることがあればお聞かせください。 116 ◯委員長(谷 和彦君)  環境保全課長。 117 ◯環境保全課長(中平健二朗君)  この環境イベントの前後で、広報のほうでも周知を図っていきたいというふうに思っています。あわせて、SNS、具体的にはLINE等での周知。また、ホームページのほうでもお話しいただいた内容の概略版についても掲載できればというふうに考えています。  それに限らず、今後、気候市民会議というものを来年度予定をしておりまして、通年でこういった情報の発信についても計画を立てながら進めていきたい考えでございます。  以上でございます。 118 ◯委員長(谷 和彦君)  白井委員。 119 ◯委員(白井なおこ君)  ありがとうございます。  ぜひ宣言を共有できる仕組みに、先ほど子どもにも分かるような工夫をしながらという言葉もありましたけれども、ぜひそういうことも意識しながら進めていただきたいなというふうに思います。  最後の質問ですけれども、今回、環境フェアの位置づけのようですけれども、そもそも当初予算に組み込まれてはいませんでした。なぜ今のタイミングでの補正になったのか。また、今後、環境フェアというのはどういった形にしていこうとされているのかお考えをお伺いしたいと思います。 120 ◯委員長(谷 和彦君)  環境保全課長。 121 ◯環境保全課長(中平健二朗君)  今回の補正のタイミングになったところの理由としましては大きく二つあるかなというふうに思っております。一つ目としましては、昨年の当初予算編成段階で、第3次環境基本計画、あるいは第4次地球温暖化対策実行計画の改定の作業途上であったということもございまして、スケジュール上、ちょっとタイミングが折り合わなかったというところもございます。  あわせて二つ目の理由としましては、今回、気候市民会議という国内でもまだ事例の少ない取組を今年度から着手していきたいというふうに思っております。まだ事例も少ないというところも含めまして、実際どのように進めるか、あるいはどういったプロセスが必要なのかというところについては、調査研究の期間が必要なところもございました。そんなところも含めてこのタイミングとなったというところでございます。  また、あわせてこういったイベントの今後の在り方についてなんですけれども、環境フェアだけではないと思うんですけれども、アフターコロナ、ウィズコロナの地域社会の中で、こういったイベントを、持続可能なイベントの在り方、あるいは環境と調和して共生するイベントの在り方についても今後検討する必要があるかなというふうに考えております。  あわせて、環境フェアに限らず、庁内の各イベント、あるいは民間団体のイベントについても、そういった共通認識をつくるための考え方がお示しできればというふうに思っております。  以上でございます。 122 ◯委員長(谷 和彦君)  ほかに御質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 123 ◯委員長(谷 和彦君)  なければ、これをもって質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。白井委員。 124 ◯委員(白井なおこ君)  議案第84号、一般会計補正予算(第6号)に賛成の立場で意見を申し述べます。  意見の内容としては、今し方質問させていただいた件が中心なんですが、本来であれば第1回定例会の市長の所信表明と連動する形でこの気候危機対策経費は当初予算に盛り込まれるのが望ましかったのではということは指摘はさせていただきます。  環境フェア自体、コロナ禍のイベント開催自粛という以前より事業としての見直し、仕切り直しの必要性はあったと感じています。今回は市が気候非常事態宣言をするキックオフイベントという位置づけにもなっているかと思いますけれども、行く行くは産官学民が横並びで共に創り上げていけるような場となることを目指していくのが気候非常事態宣言を発出する、あるいは気候市民会議を開催する意義ではないかと考えます。  カーボンゼロを実現するためには、その一端としてどのような環境フェアの積み重ねが望ましいのか、また、そのような場をつくっていくためにはふだんからどのような啓発や取組が必要なのではないかというのが、いわゆるバックキャスト思考なのではないかと考えます。  その意味で、今回の企画には市民は立場としてお客様、登壇しない予定というのは残念に感じますけれども、ぜひこれを一過性のイベントに終わらせず、今後の展開に期待を寄せると同時に、次年度以降は当初予算に組み込んでいただきたい旨申し添え、意見とさせていただきます。 125 ◯委員長(谷 和彦君)  ほかに御意見はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 126 ◯委員長(谷 和彦君)  なければ、これをもって意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件は可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 127 ◯委員長(谷 和彦君)  御異議ないものと認めます。よって、議案第84号の件は可決すべきものと決しました。  次に、請願第4-6号の審査に入る前に、説明員の入替えを行います。しばらくそのままでお待ちください。よろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 128 ◯委員長(谷 和彦君)  これより請願審査に入ります。  請願第4-6号、傷んだ道路舗装の改修を急ぎ、歩行者の安全確保を求める請願の件を議題といたします。  この請願につきましては、請願者より主旨説明の申出がございます。  お諮りいたします。本日9月15日の本委員会に、請願に対する参考人として、堤崎栄造さんの出席を求め、意見を聴くことにいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 129 ◯委員長(谷 和彦君)  御異議ないものと認め、そのように決定させていただきます。  本日は参考人として御出席いただき、ありがとうございます。  早速ですが、議事の順序について申し上げます。  参考人の方は、おおむね3分間で主旨の説明をしていただき、その後、委員からの質疑にお答えいただくようお願いいたします。  それでは堤崎参考人、よろしくお願いいたします。 130 ◯参考人(堤崎栄造君)  旭が丘在住の堤崎と申します。どうぞよろしくお願いいたします。貴重な時間を取っていただいてありがとうございます。  今回、傷んだ道路舗装の改修を急ぎ、歩行者の安全確保を求めるということで請願させていただきました。  きっかけは私の妻が、運動神経は悪いほうじゃないんだけど、ほんのちょっとしたことで転んでけがをしてしまったというのがあって、それで、こういうことってあるのという話があって、近辺でそういうことがかなりあるんだということを知って、それで、やっぱりこれはみんなの問題として考えないといけないなというのを強く感じました。  それで知り合いをあれしながら署名をしていこうという話になったのも、とても危険な、とりわけ高齢の方にとってとても危険な生活道路だということが分かりまして、実際見てみると、とりわけ歩行する歩道のほう、車道と歩道が分かれている場合も縁石で区切られてはいるんですけど、平らなところというのがないんです。必ず傾いている、それから縁石のところのスロープがあるというようなところで、自転車が乗り上げてくる。そういう中で車椅子の方なんかが本当に困っているということを聞きました。実際、僕も車椅子で通られる方が段差のところで困っているところを見て、見守るような状況というのを何度かしました。高齢者そして特に老老で介護されている方なんかは、押すほうも大変なんですよね。  そういうようなことをやっぱり一刻も早く改善してほしいなというふうに思っていたところ、生活道路のほうは予算が大変限られていると。今年2,700万緊急に予算化されたということは大変ありがたかったんですけれども、継続してやらない限り、自分たちの地域だけではなくて、ちょっと隣を見ただけでも穴ぼこが開いて、雨が降ると水がたまってしまって、それをよける、車のほうもよけなければいけないけど、それをよけるような反応をしなくてはいけないお年寄りの方、それから子どもたち、たくさんいるので、ぜひとも改善を図っていただきたいということで請願させていただきました。 131 ◯委員長(谷 和彦君)  ありがとうございました。  以上で参考人からの主旨説明は終わりました。  質疑に先立ちまして、念のため参考人の方に申し上げます。参考人は委員長の許可を得てから発言し、また、委員に対しては質疑をすることはできませんので、御了承願います。  それでは、これより主旨に対する質疑を行います。わたなべ委員。 132 ◯委員(わたなべ三枝君)  ありがとうございます。  説明ありがとうございました。署名を取られたということで、その署名を取られる中で市民の声とか、どのような反応があったのかとか、また具体的にふだんの中でもっと市民の方がこういうふうにして困っていらっしゃるということがありましたらお聞かせいただければと思います。 133 ◯委員長(谷 和彦君)  堤崎参考人。 134 ◯参考人(堤崎栄造君)  これは僕も始めて知ったことなんですけど、たまたま僕と同じマンションに住んでいた方が道路際に引っ越された方がいたんです。そしたら、このぼこぼこの道を、特に大型車が通るときに、がたがたしてとても休まらないと。こんなはずじゃなかったんだけどというようなことを言われて、署名に入りますよというお知らせをした直後に僕のところに連絡が入ってくるというようなことがありました。だから、道路から遠いと感じないようなことが、住んでいる人にとってはとても、騒音の問題でも大きなことになっているんだなということは思いました。  それから、やはりぼこぼこの状態のところで小学生から中学生の子どもなんですけど、勢いよく歩道のほうに乗り上げる、誰もいなかったからよかったんですけど、本人が転ぶ程度で、大丈夫と言ったらすぐ起き上がるくらいでよかったんですけど、誰かがいたら大変なことになるなというようなことが感じました。  そういうことが、やっぱり周りの人に聞くとここはよくあるんだよというようなことを言われて、やっぱり安全でないと、特に高齢者の方、外に出ていくことそのものが困難になってしまうというか、自分で抑えてひきこもりのほうに向かっていくということを考えると、これからとても大事なことなんではないかなというふうに思いました。 135 ◯委員長(谷 和彦君)  わたなべ委員。 136 ◯委員(わたなべ三枝君)  ありがとうございました。 137 ◯委員長(谷 和彦君)  ほかに御質疑はありませんか。
         〔「なし」と呼ぶ者あり〕 138 ◯委員長(谷 和彦君)  なければ、これをもって参考人への質疑を終結いたします。  堤崎参考人、ありがとうございました。  これより質疑に入ります。須崎委員。 139 ◯委員(須崎貴寛君)  私からは1点質問させていただきます。  これまで日野市の道路舗装補修全体についても計画的に取り組まれてきているところではあると承知しているところではございますが、生活道路の補修について、今までどのような予算を確保し、どのような対応を行ってきたかについて御答弁をお願いいたします。 140 ◯委員長(谷 和彦君)  道路課長。 141 ◯道路課長(浅川浩二君)  生活道路に関する補修について御質問です。まずその前に、日野市の道路舗装に関する全体について御答弁させていただきたいと思います。  日野市の道路につきましては、再三議会等で御説明させていただいておりますけれども、平成24年度に策定しました道路舗装補修計画に基づき、幹線道路や準幹線道路を中心に補修しているところでございます。また、生活道路については、この舗装補修計画では生活道路の5%が著しく損傷していると想定しまして、市域全体を補修しているというところでございます。  それで、生活道路に関する補修についてなんですけれども、まず幾つかの予算をつけて補修をしております。具体的に予算名で申し上げますと、道路施設修繕料ですとか、あと舗装補修局所修繕料、これらの予算を確保して生活道路について補修をしているというような状況でございます。  なお、令和4年度の予算額を申し上げますと、おおむね代表的な予算を合計しますと約3,000万円ぐらいを予算化しているというような状況でございます。これらの予算では生活道路のうち、それほど広範囲でないところ、部分的な局所的な補修を行っているような状況でございます。  また、これらのほかに道路補修に関わる原材料を購入させていただいて、市職員の作業員による直営で部分的な補修を実施しているというような状況でございます。  以上でございます。 142 ◯委員長(谷 和彦君)  わたなべ委員。 143 ◯委員(わたなべ三枝君)  市にはたくさんの市民からの道路を直してほしいという要望があるかと思うんですけれども、それは例えば月単位にしたらどのぐらいあるのかとかいうことを教えていただきたいのと、また、二つ目ですけど、市の生活道路の補修に対する位置づけというか、どういう位置づけになっているのか。ちょっと直す、5%直す程度というか、本気になってこれをやらなきゃいけないという位置づけになっているのかということ。  そして、今回2,700万、3,000万近くということですけども、予算が計上されたということですけれども、具体的にどの辺を、直すところは決定されたのかということを教えていただきたいと思います。 144 ◯委員長(谷 和彦君)  道路課長。 145 ◯道路課長(浅川浩二君)  市民の皆様からの補修に関する要望の件数でございます。大きな補修、また小さな補修を含めまして、道路課全体で1年間の要望が約800件ぐらいございます。これは私どもの道路課の中に、道路係、管理係、補修係というのがあるんですけれども、その補修係で対応できる内容の要望件数が、ここ3年間の平均で1年当たり850件程度ございます。そのうちの舗装補修に関する要望の件数なんですけれども、約25%、210件、1年間当たり210件の要望をいただいているというような状況でございます。  それと2点目の位置づけというようなお話いただきました。答弁については先ほど申したとおり、生活道路に関しては5%が著しく傷んでいるということで補修していきましょうということで、補修計画の中ではその程度のものしか位置づけがないというような状況です。  私どもは生活道路に関しましては、市民の皆様から御要望いただいたごとに、それぞれ簡易にできるものは舗装し直したり、少し広めのものに関してはちょっと時間をかけて設計をして、その年度内に処理しているというような状況でございます。  今申し上げたとおり、この計画は第1期計画と申してますけども、この1期計画の中では、いわゆる生活道路に関する計画そのものが、あまり具体的な計画にはなってないというような状況でございますので、いずれにしましても今度また2期計画を策定しますので、その中でもうちょっと詳しく記載のほうをさせていただいて、位置づけていきたいなとは考えているところでございます。  以上です。(発言する者あり) 146 ◯委員長(谷 和彦君)  道路課長。 147 ◯道路課長(浅川浩二君)  生活道路緊急工事に関する場所の選定なんですけども、基本的には過去に市民の方々から御要望いただいた場所、それでどうしても対応できなかった場所というのがございます、それが18か所ございました。その18か所の中から抽出してそれぞれやろうと当初は考えていたんですけども、前回の予算委員会の中でもちょっと申し上げたんですけれども、御要望いただきましたが、私たちの目から見て、やはりそれほど傷んでないなというところがございます。その代わり別の路線で、やっぱりもっと傷んでるという場所がございましたので、18か所の場所を中心に検討しつつも、ちょっと柔軟に考えさせていただいて、私たちが現地踏査をさせていただいて、どうしても損傷が激しいと思われるところを中心に抽出させていただいたというようなところでございます。  以上です。 148 ◯委員長(谷 和彦君)  わたなべ委員。 149 ◯委員(わたなべ三枝君)  具体的な場所も決まったということで考えていていいですか、もう、この9月、10月になりますけど。 150 ◯委員長(谷 和彦君)  道路課長。 151 ◯道路課長(浅川浩二君)  具体的な場所なんですけども、工事の設計と積算は終了させていただいています、場所も当然決まっています。指名委員会にも諮ったところでございますので、現在、発注の準備を進めているというような状況でございます。  以上です。 152 ◯委員長(谷 和彦君)  わたなべ委員。 153 ◯委員(わたなべ三枝君)  じゃあこれはいずれ明らかになるということで、市民の前に、ここを直しますということが明らかになるということで待っていていいということですか。 154 ◯委員長(谷 和彦君)  道路課長。 155 ◯道路課長(浅川浩二君)  もう指名委員会にも諮りましたので、発注して契約した際にはその場所も具体的に分かるというような状況でございます。  以上です。 156 ◯委員長(谷 和彦君)  わたなべ委員。 157 ◯委員(わたなべ三枝君)  分かりました。ありがとうございます。  以上です。 158 ◯委員長(谷 和彦君)  窪田委員。 159 ◯委員(窪田知子君)  私のほうからは、まずこの請願の文書の中のちょうど3行目から4行目にかけて、聞くところによれば道路を改修する予算が削減されてというふうな一文があるんですけれども、令和3年度、令和4年度、今年度の予算、令和3年度に比較して予算が削減されているのかどうなのか。まずこのことを最初に伺いたいと思います。 160 ◯委員長(谷 和彦君)  道路課長。 161 ◯道路課長(浅川浩二君)  道路課としまして、予算が削減されたとか、削減したというような認識はございません。  以上です。 162 ◯委員長(谷 和彦君)  窪田委員。 163 ◯委員(窪田知子君)  具体的に、例えば令和3年度と令和4年度と比較して、道路補修関連の予算というのはどういう状況なのか、もう少し具体的に教えていただけますか。 164 ◯委員長(谷 和彦君)  道路課長。 165 ◯道路課長(浅川浩二君)  それでは、まず令和3年度と令和4年度の予算額について御答弁させていただきます。まず、道路課全体の予算を答弁させていただきます。令和3年度は約4億9,800万円、令和4年度は5億6,300万円となっております。それで、舗装補修に関わる予算なんですけれども、代表的な予算項目の合計数字を持ち合わせておりますので、その数字をちょっと答えさせていただければなと思います。  代表的な予算としまして6事業6項目の合計になるんですけれども、令和3年度の予算が1億3,800万円、令和4年度の予算は2億2,100万円。この2億2,100万円の中には先ほどから話のあります今年度新たに予算化しました生活道路舗装補修緊急対策工事2,715万円も含めた数字となっております。  以上です。 166 ◯委員長(谷 和彦君)  窪田委員。 167 ◯委員(窪田知子君)  ありがとうございました。  ということは、まず市民の方というのは予算のことはあまり表に出ないので分からないのかなというふうには思うんですけれども、今のお話を伺うと道路補修に関連する予算というのは今年度の新規事業も含めて決して減ってはなくて、むしろ1億ぐらい増えているという認識でいいのかなというふうにまず確認させていただきました。ありがとうございます。  私たち議員も、かなり市民要望で道路補修というのはよくいただき、道路課にも要望させていただいているので、先ほど伺った件数も、本当にその幾つかは議員から行っているのではないかなという、日頃の御対応に感謝申し上げます。  その上で、先ほど、今までどのような予算を確保してきたのかというような質疑がありましたけれども、私は道路補修、生活道路の補修について、今後どのような対応をする予定なのか。記者会見で市長は新たな取組も発表はされておりますけれども、その点なんかも含めて、生活道路の補修について今後どのような対応をするのかについて、まずお伺いさせていただきたいと思います。 168 ◯委員長(谷 和彦君)  道路課長。 169 ◯道路課長(浅川浩二君)  生活道路に関する今後の予定ということでございます。日野市市域全体で生活道路の経年劣化が進んでいることは当然認識はしております。また、数多くの道路補修要望を市民の皆様、また議員の皆様からいただいておりますので、しっかりと対応していかなければならないと、そのようには考えております。  そこで、生活道路の補修を今後さらに進めるということで、先ほどから話のあります令和4年度の予算で、新たに生活道路の補修に特化した生活道路舗装補修緊急対策工事2,715万円を予算化させていただいて、生活道路の修繕に努めていこうと、このように考えております。  今までの生活道路の補修につきましては、部分的な補修、局所的なと申し上げますけれども、局所的な補修が多かったんですけども、この予算では市民の方々から要望のある箇所、また、加えて緊急性の高い場所、そういうところを中心に抽出させていただきまして、部分的な補修ではなくて、1路線全体、一定区間、長い範囲というんですか、そういう区間を設けて舗装を打ちかえる、そのように予定をしております。この工事につきましては、おおむね13路線、3,694平米、その舗装を補修する予定となっております。  それともう一つ、議会等でまた説明のほうさせていただいているんですけども、日野市では日野市道路情報システムというものを構築させていただきまして、運用の準備に取りかかっております。これにつきまして、11月の開設を予定しております。改めてこの内容について申し上げますけれども、これはスマートフォンのGPSですとか、カメラ機能を活用しまして、道路の陥没などの不具合、これらに関する情報を簡易に、容易に投稿、閲覧することができる、そのようなシステムとなります。これまで道路の陥没など、道路に関する不具合につきましては、市民の方々から電話ですとかメール、また、来所していただきまして情報を提供していただいたというような状況でございましたが、この従来の方法に加えましてこのシステムを運用開始することによりまして、また要望のツールが増えるということ、また、スマートフォンなどからも要望することがこれで可能になるよということになります。  これまで、例えば電話で御要望が市民の方からきますと、当然、職員が電話口に出まして、電話口で地図を開いて場所の特定を行ったり、あと現地に行って実際の劣化状況を確認していたと、そのような状況でございます。ただ、時には現地に行っても、実は場所が特定できないとか、そういうような困り事もあったというのは事実でございます。  このシステムを導入することで、庁内にいる職員から、いわゆる外に出ている補修作業員への伝達もモバイルの端末を介して行うことができます。それで、作業内容を確認するために現場から庁舎へ帰庁する時間も削減できるよというような状況にもなります。その結果、効率的に業務を行うことができますので、市民要望に対しまして迅速に対応ができるだろうと、そのように考えているところでございます。  このように生活道路に関する対応につきましては、今年度から、令和4年度からしっかりと対応していると、そういうところでございます。  以上でございます。 170 ◯委員長(谷 和彦君)  窪田委員。 171 ◯委員(窪田知子君)  ありがとうございます。  まず、今の御答弁の中で、今年度から生活道路舗装補修緊急対策工事費ということで、生活道路に特化をしたという、その予算が新たに初めて2,715万ついたということは、大変すばらしいことだなというふうに思います。  それからもう一つは、私たちも先進事例を、こういったスマートフォンで、本当に市民が直接、ここが陥没していて危ないよみたいなことをいち早く、事故につながる前にそういった取組ができたらいいなといって、このスマートフォンの取組ですね、先進事例を通しながら、何かちょっと窓口でお話をしたりしたこともあったんですが、それが11月から始まるということで、これはもう本当にすばらしいなと思うんですね。市民の方が大きな陥没があって、そこに落っこちたらけがするよと思って危険性を感じたら、すぐスマートフォンから対応を担当課のほうにつなげていけるというのは、これすばらしいことだと思うんですね。ありがとうございます。  ただ、これが市民へどのぐらい、どうやって今後周知していくのか。またその仕方ですね。それとか、あと自治会長さんとか、私たちは住民からいただく場合もありますけれども、自治会からいただく場合もあったりしますので、こうした新しい取組について、これまでどういった方々から来てたかというのは、私たち議員はもちろんですけれど、それに加えてそういった市民の方々への周知、11月からということで、もう今試験的には少し取り組んでいらっしゃるというようなお話も、記者会見のプレスリリースには載ってましたけれども、ぜひこうした新しい取組、また、それがいい部分と、それから要望したのになかなかできないなという、今度は数がどのぐらい来るのかというのが想像つきませんけれども、その処理とか、優先順位を決めるとか、限られた予算の中でやっていきますので、かなり担当課の方々は、またそれに対応する人も必要かなって。どちらかというと今お話の中で、いわゆる市の職員が現場に行って直接道路の補修をやってくださるというのを私もよく目にしますけれども、その人員も、何か本当に大変そうだなというふうに思います。  だから、新しい取組をして、生活道路また市民からの要望が対応できるだけの体制というのも、またつくるのも大変だというふうには思いますけれども、こういった市民に寄り添った政策を11月からスタートしていただけるというのは大変喜ばしいことだなと思って感謝いたします。  じゃあ、その上で次にお伺いしたいのは、この生活道路の補修については、私なんかもよくいただきます。長年ずっとというようなお話を聞くんですけれども、長期的な方針というのはどういうふうにされていくのか、あるのか、ないのか、そういったようなことについてお伺いしたいと思います。 172 ◯委員長(谷 和彦君)  道路課長。 173 ◯道路課長(浅川浩二君)  生活道路の補修に関する今後の方針ということでございます。現在は道路舗装補修計画第1期計画と言わせてもらっていますけども、この計画にて道路補修を行っておりまして、令和6年度に完了させることを重点に置いているところでございます。  生活道路についても、先ほど答弁させていただいたとおり、経年劣化が進んでいるということから、今後は部分的にではなくて、一定区間の改修などをまず検討させていただきまして、抜本的な対応につきましては、今後策定予定の第2期計画、その中で検討していきたいなとは考えております。この2期計画の中では今後の道路維持管理に関しまして、もう少し全体的な観点で、そういう視野に基づいて検討した、そのような計画にしていきたいなと、そのように考えております。  以上でございます。 174 ◯委員長(谷 和彦君)  窪田委員。 175 ◯委員(窪田知子君)  ありがとうございました。  ちょっとここまで大きく3点伺わせていただいて、予算は決して減らされてはいない。また、今年度、生活道路に特化した予算や新しい取組がされていること。また、今後は第2期の計画に入れていくといったようなことで、生活道路の私たちもよく要望している、そういったことについて担当課でしっかりそれを受け止めていろんな工夫をされている、取組をされているということが確認できました。ありがとうございます。  以上です。 176 ◯委員長(谷 和彦君)  森沢委員。 177 ◯委員(森沢美和子君)  質問は大きく1点です。  日野市は道路舗装補修計画、これを平成24年につくられています。こちらなんですけれども、本当に細かくつくられていまして、既に傷んでいる道路改修のために自動測定車両を使って、客観的なデータにより措置した40年間にわたる改修計画ということだそうなんですけれども、長期スパンの計画が本当に分かりやすく書いてあると思います。先ほど課長、具体性がないということをおっしゃっていたんですけど、それは2期計画にぜひ反映していただくということで、この1期の部分で1期10年間、例えばこちらはアスファルトが劣化してしまう。10年間が耐用年数というのを聞いているんですけど、そこも考慮した上の1期10年間。だからこれが満たされなくなると、道路改修って追いつかなくなっちゃうという実態があると思うんですけれども、そういったことを想定した上で、この1期は特に傷んだCランクと判断された幹線道路や主要生活道路等、舗装補修を計画したということなんですけれども、その実績について伺わせていただきます。  当初予算から令和3年までの計画上の予算は幾らだったのか。そして、実際使われた金額を教えてください。  同時に、舗装補修した道路の距離ということで、これも予定と実績ということで、それぞれの執行率についても教えていただきたいと思います。 178 ◯委員長(谷 和彦君)  道路課長。 179 ◯道路課長(浅川浩二君)  この道路舗装補修計画の当初の計画と進捗状況ということでございます。まず、事業費になります。当初予算では令和3年度末では、全体事業費の89%が充当されるという計画になっております。実際の充当率は80%です。  続いて施工延長です。当初の計画では令和3年度末になりますけれども、全体の同じく89%が完了することになっておりましたが、実際の進捗率は89%となっております。  以上でございます。 180 ◯委員長(谷 和彦君)  森沢委員。 181 ◯委員(森沢美和子君)  金額って言ったんですけど、執行率ということで、金額は分かりづらいですか。いいです、満たされてないということが分かったので、大丈夫です。  今パーセントで表していただきましたけれども、実際ここまで周到にやって、そこからまた、この計画の時点からさらに道路が傷んだりという経過はあると思います。そんな中でいろいろな補正とかもついて直すということも考えられるとは思うんですけれども、これを実行する努力というか、そういったことの道路課の姿勢というのもちょっと問いたかったんですけれども、厳しい財源の中でも89%充当予定であったけれども80%。でも実際のところ到達していないということが分かりましたので質問は結構です、以上で。 182 ◯委員長(谷 和彦君)  ほかに御質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 183 ◯委員長(谷 和彦君)  なければ、これをもって質疑を終結いたします。  本件について御意見があれば承ります。わたなべ委員。 184 ◯委員(わたなべ三枝君)  日本共産党市議団を代表して、請願に賛成の立場で意見を申し上げます。  市民から道路を直してほしいという切実な要望をこれまでの議会の中でも私を含め、多くの会派の皆さんが何度も何度も市に上げ、改善を求めてきました。また、直接市にもたくさんの声が寄せられていることが報告されてきました。  今日は市民の皆さんから直接訴えていただき、生活道路の老朽化は常に緊張して歩かざるを得ず、特に高齢者の方にとって危険な道路であり、市民の皆さんの生活に大きな負担になっていることがよりリアルになりました。生活道路は全ての市民にとって日常生活を送る上で必要不可欠な公共施設です。自分の家の玄関を開けたら凸凹の生活道路で危険な状態であるということはあってはならないことです。高齢者にとって凸凹の道路はつまずいて転んだら命取りになります。  先日、豊田駅の三菱銀行付近で92歳の方がバランスを崩し転倒し、その前を歩いていた女性の方に倒れ込み、巻き添え事故になってしまいました。お二人とも救急車で搬送されるという場面に遭遇しました。平らなところでも高齢者の方はバランスを崩すということがあります。まして凸凹道では危険が多過ぎます。また、市は生活道路の中には歩道は含まれていないということですが、歩道もかなり老朽化して危険な状態になっています。自転車道が設置されていないところでは、狭い道路では歩道を走らざるを得ず、擦れ違うのがとても危険で緊張します。高齢者、子ども、障害者、バギーや車椅子、自転車と多様な方々が通る歩道の安全確保も必須です。障害を持った方、高齢者の方々が快適で安全に移動できるまちづくりにすること、元気でまちを歩ける環境づくりをしていくことは誰にとっても快適で優しいまちづくりになります。  今年度2,700万円の舗装補修緊急対策工事が計上されました。大きな前進だと捉えています。しかし、単年度で終わらせることがないようさらに充実させ、恒常的に修復工事が進められていくことが必要です。  このことを要求して意見といたします。
     以上です。 185 ◯委員長(谷 和彦君)  須崎委員。 186 ◯委員(須崎貴寛君)  請願第4-6、傷んだ道路舗装の改修を急ぎ、歩行者の安全確保を求める請願については、不採択の立場で意見を申し上げます。  生活道路については、道路舗装補修計画において生活道路の5%が著しく損傷しているという中で、市域全域を補修しているということが分かりました。その中でも広範囲ではない、局所的な補修についても損傷が激しいところ、緊急性が高いところにおいて優先して選定を行い、補修を行っているということも分かりました。  また、本年度、令和4年度新規予算で新たに生活道路の補修に特化した生活道路舗装補修緊急対策工事において2,715万円を予算化し、また、これも含め道路補修予算に関しては、削減がされてないことも分かりました。  そうした中で、今後策定予定の道路舗装補修計画第2期計画では、幹線道路だけではなく生活道路も含め、全体的な観点で抜本的対策を講じる計画になるとの前向きな考えがあることから、本請願については、不採択の意見とさせていただきます。 187 ◯委員長(谷 和彦君)  奥野委員。 188 ◯委員(奥野りん子君)  わたなべ委員から賛成の意見がありましたが、同趣旨で私も賛成したいと思います。  令和3年、1億3,800万円だった道路改修予算が、令和4年には2億2,100万円に増額をされていて、その増額のほとんど大部分が生活道路に特化して点から面への補修、本当にその優先順位の見直しもやられて、丁寧にやられているということは評価をさせていただいた上で、ただし、それでももう本当に全市内から道路に対する要望が止まらないんです。なので、増やしていただいて本当に感謝している市民が多いと思いますが、それを令和4年だけの事業で終わらせずに、これからも予算の倍増、できれば微増でもいいから増やしていく方向でしていただきたいという趣旨の請願と受け止めて、賛成させていただきたいと思います。 189 ◯委員長(谷 和彦君)  窪田委員。 190 ◯委員(窪田知子君)  私はこの請願第4-6号について、先ほど質疑の中で様々確認をさせていただき、日野市が道路補修関連の予算も確保しながら、そしてそれも増額をしながら、そして今年度は新たに生活道路に特化した予算をつけていただき、そしてまた日野市の道路情報システムという新しい取組もこの11月から始めていただき、生活者また市民に寄り添った、そうした安全確保のための対策も始まるという、これから始まるところですね。  予算というのは、未曽有にあればいいですけれども、やはり限られた予算の中で少しでも福祉の観点、また、まちづくりの観点に配分をしながら行っていかなければいけません。そうした意味で、限られた予算の中で新規事業も行い、また、今年度新たな予算設定もしていただき、今始まったばかりであります。そうした市の取組の前向きな、生活道路の補修に、改修に、本当に積極的に取り組んでいただいているという姿勢も確認もさせていただきましたし、また、今後第2期の計画の中には、その生活道路の舗装補修計画に言及していかなければいけないと思うという、そうした問題意識も共有していただいているなということも確認はできました。  そうした観点で、限られた予算の中で少しでも福祉、まちづくりの政策を前に進めていかなければいけないこの現状の中で、今現在、日野市は取り組んでいるということも確認をしていただきましたので、この請願には不採択とさせていただきます。 191 ◯委員長(谷 和彦君)  白井委員。 192 ◯委員(白井なおこ君)  請願第4-6号、傷んだ道路舗装の改修を急ぎ、歩行者の安全確保を求める請願に、これは生活道路を補修してほしいという市民要望で、市もまさに力を入れていこうという方向で合致していますので、採択の立場で意見を申し上げます。  担当課はできる限り取り組んでいるとは感じますが、市民の皆さんにそこが十分に伝わっていないのが残念かなというふうに感じています。  これまで大きな道路から計画的に取り組まれていましたけれども、生活道路についても今年度は力を入れて補修していきますというニュースは、市民からは大歓迎されるはずです。これから周知する新たなアプリの活用方法と併せ、ぜひそこが伝わる周知をお願いしたいと思います。  加えて、期待の行き違いがないように、順番に対応するのでとか、あるいは緊急性が高いものから取り組みますので時間を要する場合があるといったことや、また対応できない道路というのもあるということも加えて伝えることも大切かと考えます。例えば国道は国に、都道は東京都へ、要望は伝えます。私道に関しては対応しかねますので私道整備事業補助金を御利用くださいといったような情報ということです。可能であるならば、アプリではどこが国道、都道、市道、私道に当たるのか、色分けするなど工夫があれば、市民が理解しやすく、また市の対応も軽減されることにもつながりますので、できれば前向きに御検討をお願いできればと思います。また、こういったアプリの活用が難しい方は、従来どおりお電話での対応もお願いいたします。  こういったアプリができまして、これからどんどん道路要望というのが増えていく一方になるかと思いますので、ぜひ生活道路への予算の確保というのは継続していただきたいということと、今回の請願活動を通して、市民の方も市の取組に対する御理解が深まったことを願いまして、以上意見とさせていただきます。 193 ◯委員長(谷 和彦君)  森沢委員。 194 ◯委員(森沢美和子君)  請願について意見を申し上げます。  市役所は人が生活していく上であらゆる場面をサポートしています。この請願はその上で不便を感じられた声であることを受け止めました。そして、このような声は長年にわたり私たち議員にも届けられ、当然市役所担当にも届けられてきたことだと思います。  その改善対策として、先ほど申し上げたように日野市は道路舗装補修計画、策定して、客観的データに基づいた車道の整備を執行してまいりました。アスファルトの耐用年数が10年であること、それも視野に、そのデータは計画どおりに遂行される根拠に基づき取組されてきました。  先ほどの答弁より、1期10年間計画では未達であるということ。昨今の社会情勢から様々な関わり方から、平準化した予算すら確保できない現実となっています。国や都の緊急補助や、水道、下水道工事などの便乗で、財政的なフォローがあっても未達だったという結果。その中でも生活道路舗装補修緊急対策工事として2,715万円予算計上されたこと、あとはスマホなどを活用しながら地域情報システムの活用により市民の皆さんの声が届きやすい体制を整えているとの答弁がありました。市が動いているのは理解できます。  しかし、その成果は決算の数値と市民の声に現れると思います。先ほどの参考人の声、妻さんが転倒して、日頃は健康に歩いているのにふとしたときに平らじゃないところにつまずいた、自転車が乗り越えて来る。まず安全を保つことというのを第一優先に道路補修を請願した意図もよく理解はできます。  これは第1期に市がたどり着けなかったという理由ですけれども、これは市全体の多くの施策がある中で、今道路の補修改修の位置づけが本当に低いということが主たる要因ではないかと感じています。今後の高齢社会に対応していくため、健康寿命の延伸を図ること、そのために市民の暮らしを支えていくことは本当に重要であり、福祉的支援と暮らしやすいまちづくり、その連携と分かち合いこそ、大事な、大切な時代とこれからなっていくと思っております。  そのためには土木費の重要性の位置づけを挙げ、道路課としても市民の目線から生活道路の客観的データに基づいた次期舗装補修計画の作成準備を行うということをやっていただきたいということと、そのための財源確保、それも引き続き努力していってほしいと思います。  今後の高齢社会を支えていくために、道路の舗装補修は極めて大切である。そういう市の認識を、まず全体で共有していただくためにも、この請願の声、それは現道路課への政策の重要性を伝えてくれたと思います。  しかし、市民生活への影響を与える課題はほかにもたくさんあります。インフラ対策も福祉政策と連動しながら、総合的に考えていく必要を考えます。道路の舗装はとても大切なことです。この課題のみ通過してしまうこと、政策の偏りが生じると考えます。  私は福祉支援で包括的なケアということをいつも訴えておりますが、包括支援で人を支え、包括計画で環境問題を整える。今、行うべきことはそちらと判断し、包括的な全てのまちづくり対策として、道路だけに特化するという採択はし難い。不採択の意見とさせていただきます。 195 ◯委員長(谷 和彦君)  ほかに御意見はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 196 ◯委員長(谷 和彦君)  なければ、これをもって意見を終結いたします。  これより本件について採決いたします。  本件を採択することに賛成の諸君の挙手を求めます。      〔賛成者挙手〕 197 ◯委員長(谷 和彦君)  挙手少数であります。よって、請願第4-6号の件は不採択すべきものと決しました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 198 ◯委員長(谷 和彦君)  これより令和4年度の行政調査についてお諮りしたいと思いますが、説明員の方々については審査が終わりましたので、退室していただいてよろしいでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 199 ◯委員長(谷 和彦君)  それでは、説明員の方々につきましては退室していただいて結構です。ありがとうございました。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 200 ◯委員長(谷 和彦君)  これより令和4年度の行政調査についてお諮りいたします。  お手元の資料を御覧ください。日程、調査地及びテーマについて、正副委員長に一任されておりますので、日程は10月27日木曜日、調査地は滋賀県米原市、テーマは米原市「ECO VILLAGE構想」についてといたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 201 ◯委員長(谷 和彦君)  御異議ないようなので、そのように決定させていただきます。  なお、詳細については別途事務局より連絡させていただきますので、よろしくお願いいたします。  また、調査テーマに関する質問事項などについては、あらかじめ調査地に照会をいたしますので、質問を予定されている方は9月28日水曜日までに事務局まで連絡をお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 202 ◯委員長(谷 和彦君)  そのほか委員の方より何かございますでしょうか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 203 ◯委員長(谷 和彦君)  それでは、本日予定いたしました案件は全て終了いたしました。  これをもって令和4年第3回環境まちづくり委員会を閉会いたします。            午後0時03分 閉会 Copyright © Hino City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...